ユニバーサルマークの意義について
こんにちは!
こころの杖相談員の小浜です。
今回は以前お話しした、心のバリアフリーにも関係する「マーク」についてお話をしたいと思います!
マーク(ユニバーサルマーク)とはどのようなものなのかといいますと、皆にとって便利で、理解しやすいようなデザインであり、安心して社会生活を送れるようにと作られたものです。
代表的なもので言いますと、マタニティマークや初心者マークがあります。
私自身生活してる中で、マタニティマークを付けている方を見たら「席を譲った方がいいかな」と無意識に考えるので、このようなマークはとてもいいなと感じます。
しかし、今回お話ししたいマークはこの2つではありません。
では、どのようなマークなのかといいますとこちらです!
皆様こちらのマークはご存じでしょうか?
こちらのマークは「ヘルプマーク(ヘルプカード)」と言いまして、義足や人工関節を使用している方、内部障害・難病の方、妊娠初期の方など外見からは判断しにくいが、何かしらの援助や配慮を必要としていますと知らせるものです。
保険福祉局では、このヘルプマークを付けている方を見かけたら、席を譲る、声を掛けるなどの協力を呼び掛けています。
また、このヘルプマークの裏面には、氏名、電話番号、通院の状況、緊急連絡先等、個人情報を記入できる欄と配慮してほしいことを記入できる欄がありますので、万が一ヘルプマークを付けている方が倒れてしまった場合などがありましたら、裏面を見て対応するのが望ましいかと思います。
ヘルプマークだけでなくマーク(ユニバーサルマーク)全般についてでもあるのですが、認知度が低いとマークを付けていても効力が十分に発揮される見込みが薄くなってしまいます。
ですので、町で自分の知らないマークを目にしたら、どのような意味のマークなのか疑問に思い調べられると認知度も上がりより良い社会になっていくのではないかと思います。
長くなりましたがここまでご拝読いただきありがとうございました。
一般社団法人こころの杖 相談員 小浜旬平