生活保護について
こんにちは!
こころの杖の小浜です。
生活保護について今回はご紹介したいと思います。
皆様、生活保護と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?
一概には言えませんが、あまりよくないイメージを持っている方も少なくないのではないでしょうか?
しかし、生活保護の本来の目的としては「国民が健康で文化的な最低限度の生活を保障する」というものです。
ですので、今回は生活保護の内容について少し掘り下げて書いていきたいと思います。
生活保護とは、先程も書いたように国民が健康で文化的な最低限度の生活を保障する制度であり、目的に応じて8種類の扶助を受けることが出来ます。
8種類の扶助とは、生活扶助、住宅扶助、教育扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助のことです。
しかし、当然誰でも受給できるわけではなく、支給を受けるためにはいくつかの条件があります。
その中でも、特に重視されているのが、厚生労働省の定める最低生活費よりも収入が低いことです。
最低生活費というのは、住んでいる地域や障害の有無によっても変わってきますので、この金額というような定まったものではないので注意が必要です。
生活保護を受給する上で、他に注意しなければならない事としましては、貯金や車、家なども財産とみなされるため、所有しているものについては例外もあるのですが手放さなければなりません。
その他、最低生活費以上の年金や退職金をもらっている方、親族からの援助を受けている方、または援助を受けることが出来る可能性がある方についても、生活保護を受けることが出来ないことがありますのでご注意ください。
今ご説明した以外にも、注意する点はありますがあくまでも生活保護というのは最後のセーフティーネットです。ですので、公的扶助制度などの公的制度をまず活用することも求められます。
今回は生活保護の基礎的な情報について書きましたが、お一人のみでこのような様々な注意点やルールを網羅することは難しいと思いますので、まずはお近くの福祉事務所へご相談してみるのが良いかと思います。
長くなりましたがここまでご拝読いただきありがとうございます!
一般社団法人こころの杖 主任 小浜旬平